この犬は次男がちょうど一歳になるころに、実家で飼い始めたので、16年生きています。一歳だった息子は今年で17歳になるので。
幼少期からずっと、子供たちの長期休みは帰省して一緒に過ごしてました。子供たちにとってたくさんの喜びや、楽しみを与えてくれた大事な家族の一員です。もちろん私にとっても可愛くて、大好きな、大切な存在です。
弱っていく姿を見ていくことは非常につらいですが、同時に大事なことを教えてくれているとも感じます。
それは、無常。形あるものはいずれすべて壊れていく。分かっているようで、実感できないこのことを、教えてくれていると思いました。
息子にとっても、命の重さを感じる大事な期間となると思います。今日、実家に行くと言ったら高2の次男も一緒に行くと言って着いてきました。優しい人になったなぁと思いました。
しかし、高齢の両親にとって、目の前で死を見ていくことはつらいと思います。
だから、せめて、私も残りの時間を共に支えてあげたいと思いました。
少しでも安らかに、少しでも高い世界に行けたらいいなと思います。
