私は札幌から知らせを受けて駆け付けましたが、まだ暖かく、ちょっと微笑んでいるそうで、本当に寝ているかのようでした。
在家僧侶の父が、お葬式をしてくれたのですが、雨が上がってパ~っと日が差しました。
まるで、天空に駆け上がっていくようで、その場に居た家族の悲しみが瞬間、消えていったと思います。
身体に相当の痛みもあったことでしょうから、もし延命したとしたら、この先は苦しい毎日が両親を襲っていたのかもしれません。だとしたら、なんて親孝行な最期だったのかと思えました。
家族の一員を失った悲しみはもちろん大きいです。
でも、この数十年間たくさんの喜びを与えてくれたことに、心からありがとうと、可愛い可愛い大好きな我が家の小さな家族にお別れしました。