生老病死|sachi & aki co. サチアンドアキコーポレーション-ありがとうの花束-
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生老病死

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今日、夫の実家に行ってきました。義理父は癌を患っておりますが現在は小康状態。昨年春からのコロナで感染に配慮し訪問は避けていたのですが、病状悪化により入院などになればいよいよ会えなくなるからと、感染対策をばっちりとしてほぼ一年ぶりに会ってきました。
気力体力の衰えは一目瞭然で、一回り小さくなってしまった義理父。まじめで、勉強家で、バイタリティー溢れるタイプの方でしたが、すっかり気弱になっていました。
自供自足ライフに憧れ埼玉県から北海道に移り住み、たくさんの野菜を育て、薪ストーブを使い、山へ海へと奔走してまるで、北の国からのような生活をして、忙しくしていた方が、病院と自宅とを往復する日々。忍び寄る病魔に心寂しくなる日々。その姿は、一時たりとも同じところにとどまることがない川の流れのように、刻一刻と変化し続ける命の無常さを感じざるえませんでした。その流れの速さに心が置いてきぼりにならないようにと願いました。生老病死、人は必ず死を迎えます。今日またそのことを考える時間を与えてくれた義理父の姿に敬意と感謝をしたいと思います。義理父の心が少しでも明るくなります様に。そして、私も一日一日を大事に生きようと思います。